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ビブラート チョーキングビブラートとアコギ式


-チョーキングビブラート-



普通にビブラートをかけるだけでも充分に難しいのですが、さらに上があります。

それがチョーキングビブラートです。

これはチョークアップした状態でビブラートをかけます。

通常の音にビブラートをかける場合には

「一定の間隔で音程を上げる」事と「弦を元に戻す」事が必要です。


しかし、チョーキングビブラートの場合には

一定の間隔で音程を上げつつ、上げ幅と同じ感覚で音程を下げる必要があります。

1弦15フレットのG音を半音チョーキングでG#音にします。

その状態で、G#音を下回らないようにビブラートをかけないといけません。

(※あくまでもチョークアップした状態のG#音にビブラートをかけているからです)


実際に弾いてみましょう。

最初はG#音を下回らないようにビブラートをかけます。

次はG#音を下回るようにビブラートをかけます。


弾いてみる


コイツがなかなか曲者で本当に難しいです。

練習してください。



-アコギ式ビブラート-



次に紹介するビブラートはエレキギターを弾く上ではあまり使うことがありません。

エレキギターは弦のテンション(張力)が弱い

弦を細かく押し上げたりすることでビブラートをかけることが可能です。


しかし、アコースティックギターは弦のテンションが強い

弦を押し上げたりするテクニックが非常に難しいです。

また、クラシックギター等は弦のテンションは弱くとも

弦を押し上げてもあまり音程が変わりません。


そこで弦を押し上げることを必要としないビブラートがあります。

やり方について説明します。

まず、任意のフレットを押さえます。

そしたらある程度強く弦を押さえます。

そのままフレットを移動させずに無理やり弦を縮めてください。




文句を言うな。


弦はギターと平行に張ってありますよね。

そこで、任意のフレットを支点としてブリッジ(ギターのお尻)側へ

グッと力を入れて弦を弛ませるわけです。

そしたら、次は反対側(ギターの頭側)へグッと力を入れて

弦を引き伸ばしてください。


こうすると、押さえているフレットは一緒なのに微妙に音程が変わりますよね?

これを交互に繰り返すことでビブラートの効果が得られます。

ヴァイオリニストがよく指を中心に手を細かく前後に揺らしているのを見たことありませんか?

アレです。




なんていう名前かは知りません。ビブラートです。


では実際に弾いてみましょう。


弾いてみる


このビブラートと普通のビブラートには決定的な違いがあります。

普通のビブラートは元の音から上がる元に戻るかのみです。

しかし、このアコギ式のビブラートは元の音から上がったり下がったりします。

練習すればアコギ、エレキのどちらのギターを使用しても

エレキ式、アコギ式のビブラートを使うことは勿論可能ですので

欲しい効果によって使い分けてください。


それと、これはちょっとした注意点なんですが

スキャロップド加工されているネックでは使用禁止です。

弦を押さえる時に力を入れ過ぎると構造上ピッチが狂います。

また、フレットにも必要以上の負荷がかかるので良くありません。

アコギでスキャロップは滅多に無いと思いますが

エレキギターで練習する際には注意してください。

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スキャロップド加工とはネックを削る加工です。

しかし、スキャロップの状態で売られている物は結構少ないです。

フェンダーのイングウェイ・マルムスティーンモデル、リッチー・ブラックモアモデル等は

最初から全てのフレットがスキャロップ加工済みです。

また、アイバニーズのスティーブ・ヴァイモデル、ヤマハのビリー・シーンモデル等は

ハイフレットだけスキャロップだったりします。

スキャロップ加工については別項で詳しく書こうと思います。


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ちなみに、管理人は今アコギを持っていませんので

アップしてある音源はエレキギターで録音しています。


え?管理人のギターはスキャロップかって?




スキャロップですが何か。

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