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アンプ選び トランジスタ(ソリッドステート)アンプ編


さて、前回のチューブ(真空管)アンプに続いて

今回紹介するのはトランジスタ(ソリッドステート)アンプについてです。



トランジスタアンプは、その名の通り真空管ではなくトランジスタ回路によって音が出ます。

音質自体はそうですねぇ、チューブと比べるとジャキジャキとした攻撃的な音でしょうか。

チューブとは対極、とは言わないまでも随分と違う音が出るアンプです。


トランジスタアンプの利点は安さ手軽さ

チューブアンプと比べるとかなり安いです。

20Wや30Wなどの低出力チューブアンプか数十万するのに比べ

同出力のトランジスタアンプなら数万円で買うことができます。


しかも、トランジスタはチューブと違ってヘタることが無い

内部回路の交換をする必要がありません。

つまり維持費がかからないわけです。


そして、チューブアンプはスイッチを入れるだけでも慣れないと一苦労ですが

トランジスタアンプの場合は大変簡単です。


スイッチをONにすればすぐに音が出ます。


もちろんスイッチをOFFにする時もそうです。




スイッチを切ってはい、終わり。


簡単です。でも杓子でもスイッチのON/OFFが出来ます。



こうして見ると良いところばかりに思えるトランジスタアンプですが

それでもチューブの方が好きな人が多いです。

やっぱりなんですよね。


トランジスタアンプでチューブアンプの音を再現するのは難しいんです。


チューブの音が好き→でもお金が無い→しょうがないからトランジスタアンプ

よくある構図です。

でも、勘違いしないで欲しいことがあります。


それは決して


チューブアンプ=高価良いアンプ

トランジスタアンプ=安価悪いアンプ




では無いということなんです。


チューブアンプは高価でも人気がある為、

安価なトランジスタアンプで音を再現しようと常に試みられています。

しかし、前述したようにトランジスタアンプでチューブアンプの音を再現するのは難しいんです。

でもチューブアンプでトランジスタアンプの音を再現するのも難しいんです。

需要が無いからやってないだけです。



チューブアンプは確かに高価です。

プロには愛用者も多く、いかにも高嶺の華というイメージがあります。

でも実際はそうでは無いんです。



チューブアンプはただ単に

アナログな技術を使っているから低コストに抑えれないだけで

維持費がかかったりするのはその代償です。

もちろん、その代償を払わなければ得ることができない音を出してくれるのは確かです。



しかし、チューブアンプを愛用しているプロは多いですが

トランジスタアンプを愛用しているプロも多いです。

故・ダイムバック・ダレル氏はこう言っています。




チューブアンプなんかじゃ俺の音は出せない。


チューブアンプを「なんか」と言わしめています。

漢(おとこ)です。



チューブアンプはこういう音がでるアンプ

トランジスタアンプはこういう音が出るアンプ。

トランジスタアンプはチューブアンプの廉価版ではなく


チューブアンプはチューブアンプ。


トランジスタアンプはトランジスタアンプ。


そういう風に理解していた方が表現できる音についての認識が広がります

また、自分の音を見つけるための重要な手がかりにもなります。

忘れないでいてください。



ここでちょっと音圧の話。

トランジスタアンプには200W300Wといった高出力アンプがあります。

何故か。

例えば同出力のチューブアンプとトランジスタアンプがあるとして、

同じ音量(どちらもVol.10)で鳴らすとします。

そうするとチューブの方が音圧があるんです。

平べったく言うとチューブの方が音が大きく聞こえます。


これを解消する為に超高出力アンプがあるんですねぇ。



ちょっと考えてみてください。

あなたはギターが大好きです。

家では50Wのアンプを使っています。

家庭レベルで50Wはかなりデカイ方なので自慢の種です。


新しく友人ができました。彼もギターを弾くそうです。

ギター好き同士意気投合し、彼の家に遊びに行くことに。

そこであなたが目にした物は




彼の部屋にある300Wのギターアンプ。




むしろそびえ立つ壁。


刺激的です。

そんなサプライズを友達に味あわせたいキミは



今すぐ楽器屋さんへGO♪

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