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どんなギターがあるの? アコギ編その2
さて、前回はアコースティックギターについて説明しましたが、今回はガットギターです。
スティールと対を成すアコギ、それがガットギターです。
クラシックギターや、スパニッシュギターもこの部類に入ると捉えてOKです。
ちなみに「ガット」というのは羊の腸のことで、
昔は羊の腸を弦として張っていたんだそうです。(現在はナイロン)
さて、このガットギター。クラシックやフラメンコで広く使われています。
値段もアコギ同様、数万円のものから数百万円を越えるものがあります。
そして何故かごみ捨て場で一番よく見かけるのもコイツです。
音は非常に優しく、繊細でいて、暖かいような、丸っこいような感じです。
そういった音を出したいならスティールよりこちらがオススメ。
しかし、スティールでやるようなコードストロークはちょっと苦手です。
ガットギターでコードストロークを綺麗に弾く為にはちょっとしたコツが必要ですが、
うまく弾けるとスティールとはまた違った良い音が出ます。
少し攻撃的というか、フラメンコギターなんかを聞くと理解できます。
それと、ネック自体に厚みがあり、幅も広いという特徴があります。
クラシックやフラメンコの奏法上、弦と弦の間隔が広い方が良いんでしょうね。
しかし、ネックの幅が広い方が良いとはいえ、ごく稀にやり過ぎなガットギターと遭遇します。
明らかに広すぎるネックの幅。
明らかに分厚すぎるネックの厚み。
とっても手が大きい人用でしょうか。
タウンページ握り込めるくらいの手のサイズがないと
弾けそうにない物もたまにあります。
自分の手のサイズに合った物を選びましょう。